前期が終了した8月上旬、畠山ゼミ3年生は課外学習のため、札幌市のお隣にある当別町へ出かけました。JR札幌駅から普通列車に乗って40分、降りたのは太美（ふとみ）駅。駅から少し歩いて到着したのが、「当別町共生型コミュニティー農園ぺこぺこのはたけ」。

障害のある方や地域の方が一緒になって農作物を栽培。

今回はぺこぺこのはたけを運営する「社会福祉法人ゆうゆう」の大原裕介理事長から直々にお話を伺うことができました。

ゆうゆう立ち上げのきっかけは、町内に障害児を預かる施設がなかったこと。そこから、一人のニーズから地域での生活を実現するさまざまなサービスを生み出してきました。また、大原理事長の大学時代に経験した貴重なお話もたくさん聞かせていただきました。

たっぷりお話を聞いた後は、ぺこぺこのはたけで提供しているランチ「季節の小鉢御膳」をいただきました。（一品空いていますが、ここには後から温かい「なすの田楽」が入りました！）

レストランで働いている障害のある方たちが接客、調理、盛り付けなど得意分野を生かして仕事を分担。毎月メニューが変わり、当別町産の食材をたくさん使った美味しいランチでした。

　コロナ禍でなかなかできなかった課外学習。たくさん学んで美味しいランチ、充実の一日でした。