SEISA DOHTO UNIVERSITY

美術学部 建築学科

2022.07.06 大学内でコンペを実施 「ととのう」空間をデザインする
美術学部 建築学科

1年生対象のアクションプログラムⅠという授業内において、学内コンペを実施します!

(コンペとはコンペティションの略で設計競技のことです。提案した設計案から優れたものを選び表彰します。)

本格的な設計の授業は2年生になってからですが、1年生にも空間デザインの面白さや重要性を感じ理解してもらいたいと、今年から学内コンペを実施することとなりました。 タタミ2枚程度の「手が届く、身体で理解しやすい小さな空間」のデザインに挑戦します。   

今年のテーマは  “「ととのう」空間をデザインする” です。  

みなさん 「ととのう」 「ととのった」 という言葉を耳にしたことはありますか??

サウナブームとともに最近耳にする機会が増えました。 サウナで極限まで熱くなった体を水風呂でクールダウン、その後の休憩時間に訪れる、心身ともに整う瞬間を「ととのった」と言うそうです。リラックス状態と頭が冴えた状態の共存、不思議な気持ちよさがあると言われています。

この「ととのう」感覚に似たような感覚は、サウナ以外でもあるようです。 茶室でお茶を飲むとき、ヨガや瞑想等。他にもあるかもしれません。 小さな空間を通して、光や景色、温度や湿度、触れる部分の質感、匂い、風や音、人の姿勢や動作等  環境や素材、人の行動を調整し、 「ととのう」空間をデザインする という 課題です。

審査員には建築学科各教員のほか、ゲスト審査員としてサウナクリエーターの板 宏哉様 にも参加頂く予定です!! 

1年生で初めてのコンペ、初めての設計という学生がほとんどですが、自分なりのコンセプトをみつけ、空間デザインに挑戦しています。 どんな空間デザインが出てくるのか楽しみです!!