美術学部 建築学科

2023.02.23 【中標津町の空き店舗】学生たちとリノベーション提案しました! 
美術学部 建築学科

道東 中標津町にある空き店舗の利活用案について向井ゼミの2年生?3年生が提案しました!

発表会は2月10日にオンラン形式で行われ、建物のオーナーである株式会社リサイエ山川社長、中標津町役場、市民の方など約34名にご聴講いただきました。

今回、提案を行ったのは街中心部に位置する築50年の衣料品店だった空き店舗のリノベーション案です。

中標津町は酪農が主要産業の人口約2万2千人の街で、根釧台地の中央に位置しており空港もあるため、周辺の市町や観光客も集まりやすい活気ある街です。 しかし近年、街中心部でも空き店舗が目立つようになりました。 ただ、空き店舗は地理的に街の真ん中に位置し、周りにはビジネスホテルや飲食店が多く、町民や観光客も立ち寄りやすいポテンシャルの高い場所にあるため、そのポテンシャルを活かしつつ時代性にもフィットするような利活用方法と空間デザインの両方を学生たちと考えました。

オンラインでの発表会の様子

学生からはユニークで多彩な以下の13案が提案されました。

発表を終え、オーナー様からは「使えそうな案がいくつもあった」、中標津町のご担当者様からも「暗い話になりやすい空き家だが、明るい発表で興味深い。アイディアを街の発展につなげたい」(引用 北海道建設新聞) とお言葉をいただきました。

賛同いただきご支援をいただいた多くの方にこの場をお借りして御礼申し上げます。  ( 建築学科助教 向井 正伸 )

※今回のプロジェクトは北海道新聞、釧路新聞、北海道建設新聞にて取り上げられました。