美術学部 建築学科

2020.12.18 ■ 2020 地域共生プログラムⅢ(後期 3Q-4Q)
美術学部 建築学科

本学建築学科では,3年生が5年前より地元北広島市をより知るための授業プログラムとして,北広島市の地域防災を中心に学んでおります。その際,北広島市の防災専門官に講師を依頼し,講義と演習(DIG,HUG)ならびに地域の避難経路調査(FW)の指導をしていただいております。

新庁舎建設の担当者から,施設内の案内をしていただきました。災害時や非常時に庁舎が防災センターとして機能するために計画され,そのための備えをどのように施設計画に取り入れたのかなどを中心に,主要なスペースを見学しました。

防災専門官の指導の下,北広島駅から東部地区,輪厚川堤防?中央橋を経由し市庁舎までの経路を,健常者?車椅子利用者(自走式?介助式)?高齢者(補装具使用)?右麻痺者(補装具使用)の視点で検証しました。その検証の間,防災上需要な拠点での説明をしていただきました。

北広島市の避難所のひとつである「北広島市中央公民館」にて,防災専門官から備蓄品の説明の後,避難所備蓄品のなかから,段ボールベッド,簡易トイレ,避難者用室内テントの組み立てと使用体験を行いました。